TITLE | 恥辱(ハヤカワepi文庫) |
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AUTHOR | J.M. クッツェー |
DATE | 2018年6月10日(日)14:00-17:30 |
PLACE | 池袋 |
FEE | 700円 |
NOTE | 読書会の終了後に二次会を開催しました。 |
舞台はアパルトヘイト撤廃後の南アフリカ。離婚を2度経験している大学教授のデヴィッドは、若いころから奔放な性を楽しんできたが、52歳になった今でもその欲望は衰えを知らない。ある日、彼は20歳の女子学生に強烈に引かれ、歳の差も社会的な立場も考えずに彼女を追いまわすように。半ば強引に彼女と関係を持ったデヴィッドはセクハラで告発され、追われるように大学を去る。娘が経営する自作農園に身を寄せて再生の道を模索するが、そこにはさらなる恥辱が待ち受けていた。『マイケル・K』に続いて、ブッカー賞を受賞(2度ブッカー賞を受賞したのは史上初)した代表作。
ジョン・マックスウェル・クッツェー John Maxwell Coetzee(1940-)
南アフリカ出身の文学者。
南アフリカのケープタウンでアフリカーナーの家系に生まれ、大学時代までケープタウンを中心にで過ごす。1961年に英国に渡り、1965年に渡米、バッファローのニューヨーク州立大学で教壇に立ちながら作品を書き始める。
1971年に南アフリカに帰国し、1972年からケープタウン大学で教職に就く。1983年の『マイケル・K』、1999年の『恥辱』でブッカー賞を、2003年ノーベル文学賞を受賞。
今回はハヤカワepi祭り。前に読書会で読んだクッツェー『マイケル・K』がとてもよかったので。
【今回選ばれなかった候補作品】
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