TITLE | 結婚式のメンバー(新潮文庫) |
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AUTHOR | カーソン・マッカラーズ |
TRANSLATOR | 村上春樹 |
DATE | 2016年6月12日(日)14:00-17:00 |
PLACE | 池袋 |
FEE | 1000円 |
NOTE | 終了後に「頬バール」にて二次会を開催しました。 |
この街を出て、永遠にどこかへ行ってしまいたい――むせかえるような緑色の夏、12歳の少女フランキーは兄の結婚式で人生が変わることを夢見た。南部の田舎町に暮らし、父や従弟、女料理人ベレニスとの日常に倦み、奇矯な行動に出るフランキー。狂おしいまでに多感で孤独な少女の心理を、繊細な文体で描き上げた女性作家の最高傑作を村上春樹が新訳。
カーソン・マッカラーズ Carson McCullers(1917-1967)
ジョージア州コロンブス生まれの女性作家。南部の風土を舞台に、社会に順応できない人々の孤独や少女の心理を精緻に描いた。デビュー小説『心は孤独な狩人』(1940)や『結婚式のメンバー』(1946)は20世紀米文学の傑作と評される。長編・中編小説のほか、多くのエッセイ・戯曲を残している。
新しく始まった「村上柴田翻訳堂」シリーズからの選書。春樹さんがそんなに言うんならいっちょ読んでみようじゃないか。
【今回選ばれなかった候補作品】
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