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NUMBER
51
TITLE 王の没落(岩波文庫)
AUTHOR イェンセン
DATE 2025年3月9日(日)13:30-17:00
PLACE 横浜市(東急東横線大倉山駅)
FEE 1000円
NOTE 読書会の終了後に二次会を開催しました。

about the book

デンマークの作家イェンセン(1873─1950)による傑作歴史小説。凶暴な王クリスチャン2世と破滅的な傭兵ミッケル。二人の運命を中心に一六世紀北欧の激動を描く。視覚、聴覚、幻覚のイメージを巧みに駆使した生々しい筆致が胸に刺さる。「二〇世紀最高のデンマーク小説」として読みつがれる、ノーベル賞作家の代表作である。

about the author

ヨハネス・ヴィルヘルム・イェンセン(Johannes Vilhelm Jensen, 1873-1950)
20世紀前半のデンマーク文学を代表する作家。彼はユトランド半島北部のファルスに生まれ、コペンハーゲン大学で医学を学ぶが、後に文学の道へ進む。初期の作品には、デンマークの農村生活を描いた故郷を舞台にした短編集『ヒンマーラン物語』がある。16世紀のデンマーク王クリスチャン2世を題材にした歴史小説『王の没落』(1900-1901年)は、デンマーク文学の傑作とされている
代表作である『長い旅路』(1908-1922年)は、人類の進化と歴史をテーマにした壮大な叙事詩的作品で、ダーウィンの進化論に触発されている。この作品により、1944年にノーベル文学賞を受賞。 詩やエッセイも多く執筆し、デンマーク文学におけるモダニズムの先駆者とされている。

from the facilitator

思ったよりさくさく読めて面白いです!