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NUMBER
24
TITLE 予告された殺人の記録(新潮文庫)
AUTHOR G. ガルシア=マルケス
DATE 2017年1月29日(日)14:00-17:30
PLACE 池袋

about the book

町をあげての婚礼騒ぎの翌朝、充分すぎる犯行予告にもかかわらず、なぜ彼は滅多切りにされねばならなかったのか。
閉鎖的な田舎町でほぼ三十年前に起きた、幻想とも見紛う殺人事件。
凝縮されたその時空間に、差別や妬み、憎悪といった民衆感情、崩壊寸前の共同体のメカニズムを複眼的に捉えつつ、モザイクの如く入り組んだ過去の重層を、哀しみと滑稽、郷愁をこめて描き出す。

about the author

ガブリエル・ガルシア=マルケス Gabriel José de la Concordia García Márquez(1928年3月6日 - 2014年4月17日)
コロンビアの作家・小説家・ジャーナリスト。架空の都市マコンドを舞台にした作品を中心に「魔術的リアリズム」の旗手として数々の作家に多大な影響を与える。1982年ノーベル文学賞受賞。
『百年の孤独』『コレラの時代の愛』は、2002年にノルウェイ・ブッククラブによって「世界傑作文学100」に選ばれる。『族長の秋』『コレラの時代の愛』『迷宮の将軍』など。

from the facilitator

マルケス入門に最適と言われる本書、このめくるめく一冊をみなさんで楽しみましょう。

【今回選ばれなかった候補作品】

読書会を終えて

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