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NUMBER
27
TITLE やし酒飲み(岩波文庫)
AUTHOR エイモス・チュツオーラ
DATE 2017年8月11日(金)14:00-17:30
PLACE 池袋
FEE 1000円
NOTE 終了後に「ピラブカウ」にて二次会を開催しました。

about the book

「わたしは、十になった子供の頃から、やし酒飲みだった」。やし酒を飲むことしか能のない男が、死んだ自分専属のやし酒造りの名人を呼び戻すため「死者の町」へと旅に出る。旅路で出会う、頭ガイ骨だけの紳士、幻の人質、親指から生まれ出た強力の子…。神話的想像力が豊かに息づく、アフリカ文学の傑作。

about the author

エイモス・チュツオーラ Amos Tutuola(1920-1997)
ナイジェリアの小説家。『やし酒飲み(英語版)』などヨルバ人の伝承に基づいた、アフリカ的マジックリアリズムと言われる著作で知られる。ココア園の農夫でキリスト教徒の両親のもとにうまれる。7歳の時イボ人の使用人になり、給料の代わりとして10歳から救世軍の小学校へ通う。
1939年父親の死で学費の捻出が果たせなかったため鍛冶屋の技術を身に付け、1942年から1945年までナイジェリアのイギリス空軍で働く。ビルマでの後方勤務なども経て、第二次世界大戦終戦とともに職を失い、パン売り、ナイジェリア労働省のメッセンジャーなど、多くの職に就いた。1946年に仕事の合間を利用してほんの数日で『やし酒飲み』を書き上げ、出版社に持ち込むが断られ、代わりに紹介されたロンドンのFaber and Faberから1952年に出版され西欧の文学界で注目される。
最初の3冊で国際的に有名となる。1981年14年ぶりの長編小説『薬草まじない』を発表。1997年高血圧と糖尿病により77歳で死去、ナイジェリアでは国民的英雄の死として大きく報じられた。

from the facilitator

買ったまま読んでいなかったこの本。ついに読むときが来ました!

【今回選ばれなかった候補作品】

Today's coffee & tea

【お菓子】KIHACHI

読書会を終えて

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