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NUMBER
23
TITLE 風の歌を聴け(講談社文庫)
AUTHOR 村上 春樹
DATE 2016年12月18日(日)14:00-17:30
PLACE 池袋

about the book

1970年の夏、海辺の街に帰省した「僕」は、友人の「鼠」とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。2人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、「僕」の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた村上春樹のデビュー作。

about the author

村上 春樹(むらかみ はるき)(1949年1月12日 - )
日本の小説家、アメリカ文学翻訳家。京都府京都市伏見区に生まれ、兵庫県西宮市・芦屋市に育つ。
早稲田大学在学中にジャズ喫茶を開く。1979年、『風の歌を聴け』で群像新人文学賞を受賞しデビュー。1987年発表の『ノルウェイの森』は2009年時点で上下巻1000万部を売るベストセラーとなり、これをきっかけに村上春樹ブームが起きる。主な作品に『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』などがある。
2006年、フランツ・カフカ賞をアジア圏で初めて受賞し、日本の作家の中でノーベル文学賞の最有力候補と見なされている。
デビュー以来、翻訳も精力的に行い、スコット・フィッツジェラルド、レイモンド・カーヴァー、トルーマン・カポーティー、レイモンド・チャンドラー、グレイス・ペイリーほか多数の作品を訳している。

from the facilitator

Coffee&Paperbacks、3年目にして初の春樹作品。鮮烈なデビュー作品をみなさんで読み返しましょう。

読書会を終えて

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