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NUMBER
19
TITLE 赤い橋の殺人(光文社古典新訳文庫)
AUTHOR シャルル・バルバラ
DATE 2016年4月3日(日) 14:00-17:00
PLACE 池袋
FEE 600円
NOTE 読書会の前にお花見ランチ会、終了後に「頬バール」にて二次会を開催しました。

about the book

19世紀中葉のパリ。急に金回りがよくなり、かつての貧しい生活から、一転して社交界の中心人物となったクレマン。無神論者としての信条を捨てたかのように、著名人との交友を楽しんでいた。だが、ある過去の殺人事件の真相が自宅のサロンで語られると、異様な動揺を示し始める。

about the author

シャルル・バルバラ Charles Barbara(1817-1866)
フランスで150年もの間、忘却の闇に埋もれていた作家が、一人の日本人研究者によって「発掘」され、いまや本国でも古典の地位を獲得しつつある。この作家こそが、バルバラである。ボードレールの親友であり、巧みなストーリーテリングと文体の音楽性、そして哲学的思考に秀でた稀有の小説家である。本書は彼の代表作。

フランスのオルレアンで、弦楽器製造業の家に生まれる。12才でパリの名門校ルイ・ル・グラン中学校に転校、ここで学業を終える。1836年にパリ 高等音楽院に入学。自然科学にも強い興味を持ち、 理工科大学校に入る準備をしていたが、転じて文学の世界へ。20代半ばで 放浪芸術家の仲間入りをし、詩人ボードレール、写真家ナダール、作家シャンフルリらと交流する。その後、短編小説を書き始め、ポーに傾倒。1848年の二月革命後には、オルレアンで新聞の創刊や文芸欄の編集に携わり、ポーの翻訳や、友人たちの作品を紹介した。1850年にパリに戻ると精力的に創作に打ち込み、多くの短編を発表、1855年には初の中編『赤い橋の殺人』をベルギーで出版する。翌年『感動的な物語集』を刊行。1858年には『赤い橋の殺人』が本国フランスで出版され人気を博して版を重ねた。1860年の『私の精神病院』も傑作とされる。

from the facilitator

今回の課題図書は、参加者のうちの数名の方が候補の本を持ち寄って多数決で決めました。
ご協力ありがとうございました。

【今回選ばれなかった候補作品】

読書会を終えて

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