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coffee &
paperbacks

a little time for reading and chatting with a cup of coffee

coffee & paperbacks は、同じ小説を読んできてあれこれおしゃべりをする、誰でも参加歓迎ののんびりとした読書会です。

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0
TITLE トムは真夜中の庭で(岩波少年文庫)
AUTHOR フィリパ・ピアス
DATE 2013年3月3日
PLACE Nさんの家
NOTE  

about the author

アン・フィリッパ・ピアス(Ann Philippa Pearce, 1920-2006)は、イギリスの児童文学作家。
ケンブリッジシャーの製粉工場で育ったった彼女は、ケンブリッジ大学を卒業。ロンドンに移り、ラジオの学校教育番組の制作に携わった。
1955年に最初の著書『ハヤ号セイ川をいく』を刊行。その後の作品と同様、彼女が育ってきた地方、特にリトル・シェルフォードとリトル・バーレイの村々から着想を得ている。

カーネギー賞を受賞した『トムは真夜中の庭で』は、ひねりが利いたタイムトラベル小説の古典。テレビドラマ化や映画化もされている。
「真夜中の庭」は、実際に彼女が育った製粉工場の庭をモデルにしている。
その他の作品としては、『まぼろしの小さい犬』『ペットねずみ大さわぎ』 と『サティン入り江のなぞ』など。
夫、マーティン・クリスティは、第一子誕生後、間もなく亡くなった。当時、彼女は既に40代に差し掛かっていた。
1973年以降、グレイト・シェルフォードの彼女が育った土地に住んだ。
晩年まで執筆活動を続け、会議に参加し、アンソロジーを編纂した。2002年にはイギリス首相の公邸、ダウニング街10番地での児童文学作家のレ セプションにも出席。
2004年、長編小説『川べのちいさなモグラ紳士』出版。
2006年、脳卒中で死去。86歳。葬儀は無宗教で行われた。
宮崎駿さんは、1990年の『図書』誌上の対談で、影響を受けた外国の児童文学作家として、フィリップ・ターナー、エリナー・ファージョンらとと もに、フィリッパ・ピアスの名前を挙げている。

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